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第247回栄TMC日本語強化例会

 

8月は完全オンライン例会でしたが9月に入り、ハイブリッド例会へとアップグレードしました。1日も早く対面での例会ができたらいいのですが、それでも多数のゲストにお越しいただいての例会でした!

 

 

<本日のゲストの皆様>

TM Ryu (大連日本語TMC)

TM Mat (西宮TMC)

TM Iso(青山ランチTMC&東京メトロポリタンTMC)

Ms. Asa

 

+栄メンバー13名

 

クラブ訪問がきっかけでご縁ができた中国の大連日本語TMCから1名のゲストにお越しいただきました!

 

今日は今期初が3つもあります!

 

その1:新メンバー!

コロナ禍中にも関わらず栄に新しいメンバーをお迎えしました。TM Mae。数年前に栄の例会を訪れて下さり、何年か後にまたゲスト訪問がきっかけで入会して頂きました。新メンバー!めでたい!

 

その2:今日のTMOEは初挑戦のTM Kaw。

初めてとは思えない堂々として落ち着いていたTMOEでした。変更や直前連絡などいろいろありましたがアジェンダも事前からしっかりと準備をされていました。

 

その3:初集計係のTM Mot。

「軽やかな」集計をありがとうございました。ハイブリッドの集計をスマートにやる方法は今後も模索していくべきと思いますが、Googleフォームを使用して会場の方はスマホで、オンラインの方はスマホかPCで入力すれば一括で管理できるかも知れないと思いました。近いうちに実践してみたいと思います。

 

 栄の名物、ジョークマスターを担ったのはTM Kaj。もう話始めるだけで皆和むキャラです。ずるい!ジョークの内容は文章でお伝えするのはとても難しいのですが、始めます!と言ってから突然音声が聞こえなくなり、マイクのミュートには気を付けましょう!という内容。その後追い討ちで「じゃ日本語でもう一回!」というまさかのループ!

 

最初のスピーカーはTM Wat。タイトルは「仲間の大切さ」

実体験と漫画から仲間の大切さを感じたという内容。仲間の定義は助け合う人達のこと。そして助け合うには友情が必要。スピーチの中では自分はあまり直接的に友情を感じたことがない。それは自分が人にあまり心を開いていないからなのかも知れないという部分がありました。人に心を開くのは勇気が要ります。でも自分を成長させてくれるのもやはり人。いろいろと考えさせられる内容でした。

 

2番目のスピーカーはTM Hir。タイトルは「これまでとこれから」

Pathwaysを最近始めたという理由でアイスブレーカーのスピーチをされたTM Hir。知っているようで知らなかったメンバーの中身を垣間見ることができるアイスブレーカーは実は私のお気に入り。子供の頃、真っ黒になりながらも野山を駆け回っていた。社会に揉まれて角が取れ、今は以前とは違う。でもそれは自分を成長させるための道場だった。フラメンコに情熱を注いだ20−30代。真面目で継続力があり、子供の頃からの趣味の編み物はずっと今でも続いている。日本語には情緒があり、日本語例会ではカタカナを使わないように気を付けている。「人生は出会う人と共に作る芸術作品のようなもの。」「自分が縦糸だとすれば人生での出会いは横糸」という言葉が印象的でした。

 

3番目は我らがDTM TM Kan。タイトルは「挑戦に失敗はなし」

自身の失敗から学んだこと。漫画ドラゴン桜2からの引用。人生「やる」か「やらない」かの選択肢があったとき、「やらない」を選んだ場合には絶対に成功はない。「やる」を選択すれば失敗のリスクはあるが成功するかも知れない。そして、何度失敗しても常に「やる」を選ぶのが重要だということ。トーストマスターズにも出会い様々な挑戦をしてきたこと、ベートーベンの第9にも挑戦、ピアノ、公認会計士の資格、トライアスロン(といっても泳げないので今は水泳)。聞いている人が勇気をもらえるスピーチでした。

 

続いてテーブルトピックスセッション。今日のテーブルトピックスマスターは私TM Taka。テーマははコロナの状況下で何を楽しんでいるかというもの。

 

食欲の秋、新米の季節にちなんだお腹が空いてくるような内容にしてみました。

 

1問目:ご飯のお供には何がいいですか? → TM Mae (豚の角煮、野菜の天ぷら、自分は料理が得意だけど、それを中々自分からは言いづらい。。笑)

2問目:食事の際にあなたが気を付けているマナー → TM Ryu (ものを噛むときに音を立てない。親より先に箸をつけてはいけない、食事中は雑談をしすぎないように [中国の方ならではの食事のマナー、勉強になりました。])

3問目:特別な時に食べるものは何ですか? → Ms. Asa (大好きな食べ物はえび。不謹慎かも知れないけれどお葬式で出る仕出し弁当の海老の塩焼きが大好きだった。海老料理なら何でもこい!)

 

次に論評!

 

1人目の論評はTM Kaw。Pathwaysの論評とフィードバックの2回目のスピーチは前回の指摘事項を取り入れてスピーチをする、というもの。構成について、ボディランゲージ、ユーモアについて。印象的だったのはユーモアの論点でした。ユーモアというのは何も見た目に面白いとかそういうことではなく、相手の予測を裏切るような展開にこそある、というもの。確かに!

 

2人目の論評はTM Yuka。構成の面白さ、そして使用された日本語の美しさ。そしてzoom画面でのジェスチャーの使い方が上手かったことについて述べました。フィードバックは2点。一つ目はオンラインだと誰もが陥りがちな問題。なんとなく画面に近づき過ぎてしまっていたこと。2つ目もオンライン独特のアイコンタクトの難しさ。どうしても画面を見て話してしまいがちですが、カメラを見て離さないと画面の向こうの人とはアイコンタクトが成立しにくい。今後のオンラインでのスピーチのやり方にとても参考になりました。

 

そして最後はTM Nak。良かったところが4点。挨拶が会場とオンラインに向けて丁寧に行われていたこと。最初の問いかけの内容に”最大の”というキーワードが入っていたことで注目を集めやすかったこと。自分では言いにくい恥ずかしい出来事を共有することで共感が生まれやすい雰囲気づくりをしたこと、最後に、「挑戦」という言葉を使った際に3つの例を挙げられたがそれが文字通り挑戦という言葉に値することだったということ。さらに良くするには?というポイントが3点。アイコンタクト。資料配布に気遣いがあって素晴らしかったけれど、漫画を資料として使ったのでコマが沢山あって少し見にくかったかも知れない。3つの挑戦がどれも大きな挑戦なので、紹介するのはどれか一つを選んで掘り下げた方が良かったのでは無いかというものです。短い時間で良い点を4つ、改善点を3つ整理して伝えるというのは中々できないことです!素晴らしい論評でした!

 

 

今日のAhカウンターは素晴らしかったです!

TM Ued。アーカウンターの役割はスピーカーそれぞれの「クセ」を見つけてそれを報告すること。その点では完璧なレポートでした。

 

今日の言葉係TM Yukのレポート。「軽やかな」を使ったのは数名でした。簡単そうに見えて実はちょっと使いにくかったのかな??文法係としては、スピーカーの紹介の際にTM Kawが「きっと上手にやってくれると思います」というようにスピーカーを励ますような紹介があったことが良かったとの報告でした。もう一点は全体に向けて。これもトーストマスターズ ではよくあることなのですが、名前の呼び方について。「トーストマスター」は敬称なので、TM 山田さん というのはおかしい、ということ。これは Mr. OOO さん と言っているのと同じで言葉の重複になります。OOOさん または TM OOO と呼ぶようにしましょう。

 

総合論評はTM Nis。初TMOEのTM Kaw。スピーチ内容の確認、アジェンダの送信、落ち着いた総合司会で大成功!次回さらに上手くなるかも!?。急遽欠席者に対するメンバーの立候補が早かったことが良かった。テーブルトピックスでは時間が押していたので質問数を調節したこと、会場とオンラインのメンバーに質問を割り振ったこと。それぞれの論評者の論評がすぐに役に立つ具体性のある内容でとても良かった。ユーモアの意味、オンラインならではのカメラの使い方について。 

 

<結果>

ベストスピーカー TM Hir

ベストテーブルトピックス TM Ryu & TM Asa

ベスト論評 TM Yuk

 

What's Toastmasters Club?

トーストマスターズクラブとは?

トーストマスターズクラブは、1924年にラルフ・スメドレー博士によって創立された非営利の教育団体で、その主目的は、コミュニケーション技術及びリーダーシップを向上する為に、毎週又は隔週、パブリックスピーチをする会合を開催し、互いに評価し合うことにあります。「トーストマスター(toastmaster)」とは、「乾杯の音頭を取る人」の意。

世界143カ国に16,800以上のクラブがあり、日本には、北は北海道から南は沖縄まで、約200クラブ、4000人以上の会員がいます。

 

トーストマスターズでは春に、会員によるコンテストが行われます。

 

クラブ内のコンテスト優勝者が代表として地域の予選に進み、最後は全国大会で優勝者を決めます。英語のスピーチコンテストは世界でのコンテストもあり、世界大会での優勝者は、”World Champion of Public Speaking”と呼ばれます。

 

さらに詳しい説明はトーストマスターズ・インターナショナル国際本部トーストマスターズ日本支部をご覧ください。


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