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第248回栄TMC英語強化例会

9月の英語例会は今日もハイブリッド!会場もオンラインもゲストの方が参加され、充実した例会となりました!

 

 

<本日のゲストの皆様>

TM Chad (Meieki Central TMC) Division J Director 2020-2021

Ms. Asa

Mr. Ouc

 

+栄メンバー12名

 

 

 栄の名物、ジョークマスターを担ったのはTM Kaw。リンカーン大統領のジョークとジョージワシントンのジョークでした。

Father: ”When Abe Lincoln was your age, he was studying books by the light of the fireplace."

His son: "When Lincoln was your age, he was President."

 

A: George Washington not only chopped down his father's cherry tree, but also admitted it. Now, Louie, do you know why his father didn't punish him?"

B: "Because George still had the axe in his hand."

 

最初のスピーカーはTM Suz。タイトルは「Do you like rain? 」

トーストマスターズの教育プログラムであるPathwaysには一回スピーチをしてフィードバックをもらって、それを次のスピーチに活かすというプロジェクトがあります。今日はその2回目。前回のフィードバックでは「ユーモアを少し入れてみては?」と「制限時間以内に!」という2点でした。それを踏まえた上でのスピーチ第2弾。ぽつぽつ、ザーザー、そして金属に当たる雨の音など雨が作る音が好きということ。写真教室で「雨」がテーマの宿題が出てそこから気づいた雨の美しさ。窓を流れる水滴、色とりどりの傘、虹、土砂降りで真っ白になった景色、そして水溜りに映る夕方のピンクと青の空。突然の雨で傘を友人とシェアしたり、雨を理由に約束をキャンセルしたりということから生まれる人とのやりとり。いつも傘を持ち歩いているけれど、実は晴れ女なのでそんなに使ったことはないというユーモアも入りました。雨の良いところを感じられた素晴らしいスピーチでした。

 

2番目のスピーカーは私、TM Taka。タイトルは「Broadcasting Yourself」

エリアディレクターというトーストマスターズの役員を務め、いろいろあって、流れに乗っていつの間にかYouTubeに動画をアップすることに。その過程では自分でビデオを撮りますが、改めて自分の様子をみてみると気づく事がたくさん。表情が怖い。語尾が消える、間がとれていない。どれもスピーチにとっては基本的なスキルだけれど、動画を撮るとよぉーく分かる。YouTubeに自分の動画をアップしなかったとしても、動画を取るプロセスからスピーチや普段のコミュニケーションに活かせるような学びがありました。

 

3番目はTM Kim。タイトルは「Smile Talks 」

数年前に参加した婚活ワークショップ。その時、講師が笑顔いかに大切かを説いた。そこでトレーニングとして文章を読んで下さい、笑顔で。というもの。TM Kim自身はそんなの簡単〜♪それでも他の参加者を見てみると・・・全然笑顔ができてない!笑顔を作るのが難しいと感じている人が意外にも多かったこと、そしてその大切さを実感した。というところから表情筋を鍛えるヒントをシェアして下さいました。Smile can make you look Sincere(正直), Mature(成熟した), Intelligent(知的な), Lively(活き活きとした), and Elegant(優雅な)というメッセージ。笑顔の大切さそしてその力を再認識できた素晴らしいスピーチでした。

 

続いてテーブルトピックスセッション。今日のテーブルトピックスマスターはTM Nak。コロナの流行によって新しい生活様式に関わる問題

 

1問目:どこでも仕事ができるならどこで仕事をしたいですか? TM Ued

2問目:もし副業をするとしたら何をしますか? TM Chad

3問目:自分で料理をする機会が増えましたが、どんな料理を覚えたいですか? TM Mae

4問目:過去数ヶ月で上達した事は何ですか? TM Hir

5問目:もし失敗しないと分かっていたら何に挑戦したいですか? Ms. Asa

 

そして論評へ。

 

1人目の論評はTM Mot。とても丁寧な論評。最初のスピーチでの指摘を説明し、その後自分もスピーチの内容に賛同する事を述べられ、最後のフィードバックではスピーチのタイトルを工夫してはどうかということを実例を上げて紹介されていました。例えばよく知られた英語のフレーズをもじる。No Music, No Life →「No rain, No gain」または「No rain, No rainbow」など。とても興味深い提案だと思いました。

 

2人目の論評はTM Ued。笑顔を作る事、はっきりと話すこと、そして間を意識すること、これはとても重要なスキルであること、そしてYouTubeに動画を上げるプロセスで学んだ自撮り動画からのフィードバックが良いということ。改善点は3つ。①自分で工夫する事でYouTubeの登録者数にどのような変化があったのか、②自分なりにどんな工夫をして登録者すうを増やしたのか、③そして、どんな動画を上げたのかを知りたい!どれも本当にその通りで、次回もしチャンスがあればそこも掘り下げたいと思いました。

 

そして最後はTM Kaw。間の使い方、声色の使い分け、そしてオンラインとオフラインのメンバーに配慮したスピーチが素晴らしかった事を述べられました。フィードバックは3つ。1つ目はホワイトボードやプリントアウトしたものを使ってはどうか、2つ目はスピーチの中で紹介された事実やデータの出典を明かした方がもっと良くなる。最後に、今日紹介した内容をTM Kim自身がどうやって日常に活かしているのかを知りたかった、ということでした。とても論評の難しいスピーチではありましたが、やはり他の方の論評を聞くと自分では気づかなかったことが沢山あるんだなと勉強になりました!

 

今日のAhカウンターは初挑戦のTM Mae。

トーストマスターズの例会ではスピーチに必要でないとされる言葉を何回言ったのかをカウントします。例えば「あー」とか「えー」とかです。政治家や校長先生の多くに代表されるあの言葉達。スピーチの内容を意識しながらAhカウンターを務めるのは最初はとても難しいのですが、だんだん慣れていくと思いますので、次はもっと上手くできると思います!

 

今日の言葉&文法係TM Hirのレポート。今日の言葉「What’s More」をかなりのメンバーが使っていました。What's Moreは「おまけに,その上に...」という意味です。Moreover、Furthermore、In additionとかを使うよりも口語的で良い表現だと思いました。文法係としては、いくつかの英文法についての指摘がありました。その一つは「サイドビジネス 」について。私(Taka)の認識でもSide Business は和製英語だと思っていたのですが、どうやら微妙なラインらしいですね。通じないこともないというか。通常はsecond job, side job, side practiceという言い方が一般的で、他にもmoonlight(本業が終わってから月明かりのある夜間に副業をすることが多いから)とかon the side(ドレッシングみたい!)とかside hustleのような表現もあるようです。

 

総合論評はTM Kaj。アジェンダの送付をもう少し早いタイミングで送ってくださいということ、ジョークマスターは実はとても難しい役割だから、それにチャレンジする事が大事!だからジョークが受けなくても失敗を恐れずにという激励でした!栄の皆さん!次のジョークマスターはあなたかも知れません!(笑)

 

最後に、2013年よりずっと栄のメンバーとして支えて下さった我らがDTM、TM Kanekoが今期で栄クラブを卒業されることになりました。最上の敬意を表するとともに、心からの感謝をメンバーを代表して申し上げたいと思います。ありがとうございました。そして、またの復帰をいつでもお待ちしています!

 

<結果>

ベストスピーカー TM Kim

ベストテーブルトピックス TM Chad & TM Ued

ベスト論評 TM Kaw & TM Mot(初!)

What's Toastmasters Club?

トーストマスターズクラブとは?

トーストマスターズクラブは、1924年にラルフ・スメドレー博士によって創立された非営利の教育団体で、その主目的は、コミュニケーション技術及びリーダーシップを向上する為に、毎週又は隔週、パブリックスピーチをする会合を開催し、互いに評価し合うことにあります。「トーストマスター(toastmaster)」とは、「乾杯の音頭を取る人」の意。

世界143カ国に16,800以上のクラブがあり、日本には、北は北海道から南は沖縄まで、約200クラブ、4000人以上の会員がいます。

 

トーストマスターズでは春に、会員によるコンテストが行われます。

 

クラブ内のコンテスト優勝者が代表として地域の予選に進み、最後は全国大会で優勝者を決めます。英語のスピーチコンテストは世界でのコンテストもあり、世界大会での優勝者は、”World Champion of Public Speaking”と呼ばれます。

 

さらに詳しい説明はトーストマスターズ・インターナショナル国際本部トーストマスターズ日本支部をご覧ください。


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