トーストマスターズの期は毎年7月から始まり、6月でその期が終わります。
昨年の7月から現在の役員構成で活動を開始し、もう6月??と感じるぐらい突っ走ってきました。
ということで、今期最後の日本語例会をオンサイト&オンラインのハイブリッドで開催しました。
会長TM T.N.は冒頭のコメントで、ITツールを使えない人へのサポートの話に触れ、自分とは異なる人の気持ちがわかる人になることの重要性を伝え、参加者を鼓舞しました。
そしてそのまま総合司会 TMOE として、ゲストにも分かるよう丁寧に役割の説明に進みます。
ジョークマスターのTM H.N.は参加者に指を開く動作を促し、うまくできない人は緊張の証、という前振りの後、ジョークストーリーの落ちとして指を開いた手(上の写真を見てね!)を豚の手と見立て、豚の鳴き声の「ブヒ」と部活動の「部費」とを掛けて場を盛り上げました。
準備スピーチセッションは3名のスピーカーから素晴らしいスピーチが披露されました。
最初のスピーカーTM G.Y.は、自身の英語の遍歴を要所要所のターニングポイントを例に挙げながら、ジョークを交えて楽しく説明しました。
自身のレベルアップを強調する為にスマホで効果音を鳴らすなど、演出が凝っていて素晴らしく、ベスト準備スピーカーを獲得しました。
2番目のスピーカーTM K.U.は、友人と二人、軽自動車で巡る四国7日間(車中泊!)の過酷な道中を、おもしろおかしく披露し、結論として睡眠がいかに大切かを説きました。
本日の言葉「バッファ buffer」(ビジネス用語では余裕とか緩衝を意味し、元々はコンピュータ用語に由来)を十分に確保する為にも良質な睡眠は重要ですね。
最後のスピーカーTM A.L.は、友人との会話から、世界と比べて、いかに日本のコンビニが優れているかを、24時間営業、商品の種類の多さ、トイレの利便性など、7つのポイントを丁寧に説明することで参加者に気づきを促しました。
確かに日本のコンビニって、もうほとんど社会インフラだなって感じますね。
テーブルトピックスセッションではトピックスマスターのTM H.K.が、今期のトーストマスターズの活動を通して得たことなどをテーマに5つのトピックスを提供しました。
TM S.K.は、広報担当 VPPR の役割の例会レポート(正にこのレポートですね!)の作成を通して、記事をまとめる力がついたこと、 TM M.S.は、分野の異なる人とのやりとりの中で、自分を変える掛け替えのない出会いがあったこと、
TM Y.S.は、エリアディレクターのクラブ訪問の経験から、多くの人との出会いで得られる繋がりの大切さを、
ゲストの K.O.さんは、これからやってみたいこととして、人前に立って緊張せずに話をすること、
TM A.L.は、栄クラブの活動として、ジョイントミーティングやディスカッションなどをやってみたいこととして披露しました。
ベストテーブルトピックススピーカーは、TM S.K.が獲得しました。
論評セッション最初の論評者TM T.N.は、言葉の選択のセンスなどを良かった点、ワンパターンに見える手の動きを改善点として挙げました。
2番目の論評者 TM M.S.は、俳優のような表現力を良い点、スピーチの根幹である睡眠不足を解消する具体案が述べられるとなお良かったと論評しました。
最後の論評者 TM H.N.は、身近な話題の選択、質問から具体例に展開する構成などを良かった点、プロジェクトの目的であるリーダーシップスタイルについて、自身がどのスタイルに当てはまるのかを組み入れることを改善点として挙げ、ベスト論評を獲得しました。
総合論評のTM S.K.は、例会前の準備段階でハイブリッド例会のオンサイト側の手順を整理したことは良かったが、ちょっと丁寧に確認しすぎて例会開始時点でもバタバタしてしまったことを改善点として述べました。
そして今回のブーケは、TM T.N.からTM G.Y.にタイマーを止めてしまうほどのスピーチの内容に対して、またTM Y.S.のフォロー力に対して贈られました。
例会後のビジネスセッションでは緊張の次期役員選挙が開催されました。
7つの役割すべてが円満に決まり、10周年を迎える栄トーストマスターズクラブの7月からの新たな運営も一安心です。
かくして今期最後の日本語例会も無事に終えることができました、めでたしめでたし。
ということで、参加者の皆さん、お疲れ様でした!
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